2024/10/26

TwinsFoleyのプレオープンでKU553になった話。

 CAUTION!


ここから先の文章は、日頃読み手を強く意識した記事とは違い、

わたくし「ごご」が、

このイベントすごかった…やばかった…というメモリーを思い出しながら

脊髄反射的にキーボードを奏でる我が指の導きに従い作られた文章です。

本当はこんな事になってたんだこいつの頭!

と笑いながら読める人向けですのでご注意ください。


こういうのから始まるページってYahooジオシティーズとかInfoseek時代に結構あったじゃん?懐かしいよね。










いい?だいじょぶ?じゃあ続けるね…。











「せ~の♪」                       「せ~のっ❤」


              「「いらっしゃ~い❤♡」」


「ごごの活動記録に」                   「ようこそ☆」


「ここまでスクロールしたってことは~」「レビューが気になって見にきたんだよね?」


「キミはコレを読んだ後」        「きっとイベントに参加したくなっちゃう♪」


「いい?」                         「いいよね☆」


             「「それじゃ、はじめましょ!」」








この冒頭だけでわくわくした「知っている」諸君。


この記事を読んでいる場合じゃない。キミが今すぐすべきことは2つ。

①下記のポストからアカウントをフォローする

②11/2の22:45からの予定を空けておく



以上だ。現地で会おう。






ではここから先は、この記事タイトルの通り、人間ダミーヘッドになった記録を残していこう。


諸君。

わたしはASMRが好きだ。

なんならこの「ASMR」という言葉が広く知られるもっと前、

「ホロフォニクス」や「バイノーラル」という表現で、マッチをシャカシャカしていた頃からたくさん聴いていた。

当然、昨今の音声作品も聴いている。

VRChatにハマる前は、もういっそCi-enで月額プランしたほうが節約できると、推しサークルを支援していた。

ちなみに揺るがない今後も期待しかしてないサークルは「桃色CODE」さんだ。


道草屋VR楽しみにしてます!!!!!!!!!


ぜひ、はこべらさんのVRもお願いします!!!!!!!!


さて、音声作品全てに共通するのだが、そういった作品は、

あらかじめ脚本が用意され、

その脚本のセリフを声優さんが読み上げ、

環境音や録音されたASMRサウンドとあわさり、

我々の耳に極上の時間を提供してくれる。


それを聴いて浸ることは、とても素晴らしいものだ。

日常生活で疲れた心を、音声作品は癒やしてくれる。実に素晴らしい。


一方で、聴けば聴くほど、浸れば浸るほど、私には別の欲が生まれてきたことも包み隠さず記しておきたい。


脚本じゃなくて、実際に「自分」がされてみたい。

このASMRや立体音響に特化したイヤホンではなく「耳」に直接音を届けてほしい。


これらの欲求は、作品に「没入」するのではなく、自分もまた作品の「一部」になりたいというわがままな欲求だ。


だが、もし、もしその欲求を可能な限り叶えてくれる場所があったとしたら?


そしてそれが、VRChatにあったとしたら??


そう。そんなイベントに行ってきたのだ。私は。




こちらのイベントのすごいところを記していこう。


1つ。自分がダミーヘッドになったかのような、両耳からのしあわせを堪能できること。


1つ。脚本は存在しない。自分の「選択」「反応」で、自分とキャストさんだけの作品が出来上がること。


1つ。音声作品は目を閉じて浸る。TwinsFoleyは目で見て、耳で音を感じて、距離感を疑似体験すること。



詳しく解説する。


自分がダミーヘッドになったかのようなしあわせというのは、開始早々にこういったポジションでガッチリ固定されるからだ。


真ん中が私。挟んでくれているのがキャストさん。つまり、そういうことである。

こうなることで私の右耳、左耳、それぞれの近い位置から、キャストさんの「声」「吐息」が『直接』届いているかのような体験ができる。

この時間を最高に満喫するために必要なことは、信頼のおけるイヤホンと、頭のゴーグルのバッテリーが十分であることだけだ。


なお、以降の文章には写真が登場しない。撮る機会はこの最後の解散直前だけだ。

それ以上に写真の時間が必要か?いいや、いらないね。


私に必要なのはシャッター音じゃない。両耳から聴こえてくる囁きさ。



続いて、脚本は存在しない、ということについてだが。


厳密に言えば、『方向性』は選ぶことができる。


最初にコースを選択するからだ。


二人に囲まれてお話しをするのか。

二人に囲まれてイチャイチャするのか。

二人に囲まれていたずらされるのか。

二人に囲まれていいなりになるのか。


選択はキミに委ねられる。

その時の気分、自分のポリシーで選ぶと良い。

誤解を恐れずに書くならば、

キミが音声作品を買ったとして。

最初の導入部から体験して、次当たった時にトラック2を選ぶのか。

いきなりメインとなる再生時間が最も長いトラックをいただいてしまうのか。


自由に選んでいいのだ。


ちなみに私は最初、このメニューについては、カレーの辛さのようなものかと考えていて。

事前注文では「いたずら」を希望していたが。

キャストさんとのひとときで、気がついたら「いいなり」を選んでいた。


今回相手をしてくれたのは『莉梨里』さんと『神崎まりな』さんだったが、

まりなさんの左耳からのステキな囁きに、導かれるように選んでしまった。


この二人と私から出来上がった作品は、いうなれば「天使と悪魔の囁き」だろうか。

莉梨里さんが天使役、まりなさんが悪魔役、二人が選択を迫ってくる。

天使は天使らしく、最初のポリシー通りじゃなくていいのか、と。

悪魔は、この貴重な機会に、欲望を解放しきらなくてよいのか、と。

そしてその二人のどちらの選択を私は選ぶのか…

という開始から、蓋を開けてみれば二人ともしっかり同種族で、いいなりに、されるがままにたっぷりしあわせにしてもらう。

そんな15分…10分?を満喫したのだった。



最後の、目で見て、耳で音を感じることで体験できる距離感について。


音声作品では、文字通り音でしか、情報を得られない。逆に言えば、耳からの情報を最大限に活用するため、趣のある体験ができる。

耳からの情報が、頭の中でイメージとなって映し出される。そんな体験も、ASMRスキーの皆々様は少なからずあるのではないだろうか。

この体験の趣深いところは、聴いている時のコンディションや、その人の感性で映像が自由に解釈される点だ。

ジャケットファイルのjpgから相手の姿を固定化させ、その相手の膝を枕にそっと横たわるシーンの主観視点を、我々はAIに独特な指示をせずとも頭の中で創ることができる。


対して、TwinsFoleyはVR空間で行われる。

VR空間では、耳からの情報と、自身の目、ゴーグル越しに見える視覚情報が加わるのだ。


視覚情報が加わることで、どうなるか?


それは、自身の得た情報を基に、脳内にイメージを具現化させるというプロセスが省かれること。

それは、視覚情報、目で見た情報が、想像することを許さないということ。

そう。目で見ているキミの、両隣で、唇を耳元に寄せ漏れ聞こえる吐息が、

キミの見ているままの距離感で行われている、という事実を突きつけてくれるのだ。

そして、なにもそれは、耳元で行われている行為だけではない。

正面のミラー越しに見える、キャストさんの一挙一動が、すべてキミの視覚情報として伝わってくる。


キャストさんは、キミの耳元でささやきながら、手をどこに持っていっている?

その指が、自分の顔を撫で、そのまま首筋に降りていくのを目で追うキミが身動いだとき、

くすっと笑い、指をそのまま自分の指に絡める悪魔の反応の変化が、

ファントムセンスがたとえ無くとも、

今、そこにいるキミの空間で、

キミはキャストさんに触れられているのだという事実を、

一片の解釈の余地なく確定させていくだろう。

音からイメージされる映像ではなく、キミの目で見ている情報として、だ。


この、耳からの情報に加えて「視覚情報」が加わることの変化は、

私の文章ではうまく魅力が伝わらないかもしれない。

だが、ひとたびTwinsFoleyを体験したとき、脳裏に焼き付いた記憶が掘り起こされる要因にはなるのではないかと考えている。


果たして本当にそうなのかは、キミが実際に体験して、またこの記事を読みに来て、確かめてほしい。


ここまで読んだキミがすべきことは、もうわかるだろう?


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